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やっと一息と思いきや… [Job]

やぁっと、年末恒例全員強制の
國家科学委員會(National Science Council in Taiwan)
への計画書完成!!!
ただ、自宅Macからは、Submitが反映されない様子。(Win推奨)
明日、学校へ行きもう1度、Submitボタンを押し、
プリントアウトして事務室に提出すれば、OK。
ただ、全てが終わるまで何が起こるか気が抜けないのが、
台湾での鉄則。明日も緊張感もって行きますよ、はい。(笑)

ま、計画書自体は、今年もかなり適当に作りましたが。(苦笑)
今年は、中国語の概要部分は、google translationの
お世話になった後、自分で一応は中国語を読んで
確認してみました。(去年は時間もなかったので未確認のまま提出)
このNCSプロジェクト、出していないと、
3月の教師評鑑の際に非常〜に大きな問題になるので…

そうそう。昨日、事務室で書類にサインを求められました。
その内容は、私がプランを立てた「海外実習計画書の認可に関して」。
学科での会議をすっぽかしたのは、前にも書きましたが、
ちゃ〜んと書類のみで、会議した事に出来るんじゃん!!!
って、何だか思った通りだったので、こころよくサインしました。(笑)

ただここでも問題?が。学科長が、私が選んだ2名の学生の
家庭環境を非常に心配していらっしゃるご様子。
2人に電話をして、補助金が足りない場合など、
家庭の方からお金を出せるのか、直接聞いてみると。
そう、この國は、お金の事になるとかなりシビア
(プランB確実)なんです。
私としては、教育部の補助金が取れなければ、
今回のプランは、おじゃんで仕方ないと思っていたのです。
もしくは、補助金が足りなければ、その時考えるか、
最悪?の場合、私が少し出してもいいと。
だって、学生にしてみれば、またとないチャンスだと思うんです。
でも家庭の事情でそれを諦めなければならないのは、
非常にもったいない。
それをサポートするための教育部の補助金のはず。

お金を持ってる子が海外に行けるのは、当たり前。
でも、その当たり前を大前提にしていては、
生徒の可能性を伸ばせないと思うのです…

と話を戻しますが…
そもそも、学科単位でアナウンスをして学生を集めて
選別したかったのに、ずっと何も動いてくれなかったので、
しびれを切らし、どうにかこうにか自分で学生を探し当てたので、
その子達には、「補助金をちゃんと取って、海外実習に行こう。」
と話していたのです。

ただ、学科長の考えは、先の
「お金がある学生が、海外へ行ける。」でして、
補助金が取れなくても遂行させよう的な。。。
補助金が取れるから、やりがいもあるのに。
なんか、もうよく分からん。
しかも、他にも行きたい学生が8名もいるとか何とか、
今頃言い出して。
だぁかぁらぁ、早くからあなたに話をしていたのに…
はぁ〜!?ですよ。全く。

学科長が、私の選んだ学生に何と言ったのかは、
分かり兼ねますが、とにかく、私は、
2人に対して「補助金を取って、海外へ行こう」の
スタンスは、変えないつもり。
2人が、学科長のおどし?に屈することなく、
やる気のままでいてくれる事だけを願いつつ。

IMG_3334.jpg



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コメント 2

ゆういち

こんにちは。國科会計画書作成お疲れ様でした。
試験問題作成も終わったので、こちらもこれからボチボチ取り掛かろうかとは思っております(形だけね)。

>学生にしてみれば、またとないチャンスだと思うんです。
>でも家庭の事情でそれを諦めなければならないのは、
>非常にもったいない。
>それをサポートするための教育部の補助金のはず。
>お金を持ってる子が海外に行けるのは、当たり前。
>でも、その当たり前を大前提にしていては、
>生徒の可能性を伸ばせないと思うのです…

この部分、本当に同感ですね。
僕が教えている学生の中にもいますよ。経済的な余裕さえあれば、ぜひ日本に留学させたい(してもらいたい)と思う学生が。「僕の家は貧乏だから…」と言ってそこまで考える気はないようですが、せっかくやる気も可能性もある学生なのになぁと残念に思いますね。

>ただ、学科長の考えは、先の
>「お金がある学生が、海外へ行ける。」でして、
>補助金が取れなくても遂行させよう的な。。。
>補助金が取れるから、やりがいもあるのに。

台湾の、特に欧米や日本への海外留学経験のある先生がたは、得てしてこういう考えの方が多いような気が…(もちろん全てではないけど)。その言動から「金を持っている者勝ち」という匂いをプンプンさせていらっしゃる方が、少なからず見受けられます。こうした側面が、台湾の大学行政における、アカデミズムの本質から乖離した「形式主義」や「形骸化」に繋がっているような気もします。
僕は結構な期間(少なくとも台湾の大学に就職するまで)、経済的に本当に辛い中で勉学&研究を続けてきたので、どうもこういう台湾の「拝金主義」的風潮には嫌悪感を覚えます。
by ゆういち (2011-12-28 18:14) 

sincere

ゆういちさん、丁寧なコメありがとうございます。
台湾は、子供(小学校とか中学校)でも親がどれだけ
稼いでいて、学校等にどれだけお金がかかっていて等々
いろいろとお金のことを知っているらしいです。
台湾人嫁を持つ英国人が、「英国ではあり得んけど。」
って言ってました。これもカルチャーギャップの1つ
なんでしょうねぇ。
by sincere (2012-01-10 23:08) 

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