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いよいよ大統領選挙! [American]

既に米国も日付変わって11月4日。
いよいよ大統領選挙ですね。
今回の選挙の熱狂振りは、35代大統領
ジョン・F・ケネディの時以来とも言われている今回の選挙。
既に、前回のブッシュが勝利した選挙から4年が
過ぎてしまったんですねぇ。時の経つのって本当に早い。
当時NYで、投票所の様子を間近に見れて、
まかりなりにも経済を研究する者としては、
非常にエキサイトしたのを覚えています。

elec.jpg

elec2.jpg

sometenryck.jpg

写真は、4年前の選挙の時の物です。
当時は、3枚目の写真の中央に映っている、緑色の屋根
ルーフガーデンがある建物、Ten-Eyck residenceの1階部分が、
近隣住民の投票所になっていました。しかし、この建物も、
2006年中頃には、売却されたと聞いているので、
今回の投票所は、ここではないと思われます。

勝利するのは、民主党のオバマか共和党のマケインか。
いずれにせよ、これまで長期に渡り、経常収支のマイナスを、
資本収支、そこに証券投資も含む形で補い続けてきたものが、
証券投資、その中心証券市場が、機能停止に陥っている現在、
再度資本収支をプラスに転じる策は、そうたやすくは出てこないと
考えられます。現在世界中に拡散してしまった金融危機を
克服することは、急務であると共に非常に重たい命題です。
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コメント 6

ふっちー

デカップリング論だっけ?
アメリカ経済が停滞しても、新興国には影響しないって考え方。
そうかも~と思ってたけど、サブプラ破綻からの現状を見てると
一概には言えないみたいだね。

1国の大統領だけで、どうなる問題でもないと思うけど、
なんとかして欲しいよね。
 (他人任せな人が多いからダメなのかも???)
by ふっちー (2008-11-05 00:10) 

sincere

新興国には影響はない?わけないよ。
だって基軸通貨はドルなんだし、全く米国のべの字とも
関わりを持たず鎖国してれば別だけど。(苦笑)
金融は、文字通り世界を駆け巡る訳で、
そういった意味では、世界は1つなんだと私は思うよ。
後〜、「1国の大統領だけで〜」ってのには、意義あり。
本来サブプライムローン自体は、悪い物ではないのだけれど、
サブプライムローンの証券化を生み出し、リスク転嫁で、
利益を生み出し続けたのは、どこの国の人達でしたかね
ってことだよ。米国の証券化市場が安定するか、
住宅価格が下げ止まるかしない限り、どこの国の
大統領や首相が頑張っても今回の問題は、解決の糸口は、
掴めないんだよ。米国の失業率は上がり続けているし、
次期大統領には、かなりの指導力が求められるよね。
by sincere (2008-11-05 00:35) 

るり

金融市場の健全化、というか、
行き過ぎた(と私は思いますが)「実体のないお金のやり取り」、が
moderateになるまで回復は無理そうですよね。
でも、アメリカがどうにかなったとしても、
次に中国と中東の住宅&石油バブルが待っているわけで。
不安材料は尽きませんね。

ちょっと話はズレますが、来年の留学に備えて
ニュージーランドドルを購入しようと思い、
福○銀行に行ったら、取引停止になってました。
他の人に聞いてみた限りでは、相場が安定しないのが理由らしく
再開の目処は立っていないとのこと。

東京でもそうなのかはわかりませんが、
少なくとも九州では凍結されているみたいです。
ブッシュめ!と怒り心頭で帰ってきました。
by るり (2008-11-05 19:30) 

sincere

確かに、行き過ぎです。そもそも証券化自体、
「Fictious Valueに基づき」なんて言い方を
する研究者もいるくらいで、米国の投資銀行は、
本当にありとあらゆるお金儲けの仕組みを作り出す
能力に長けており、今となっては大混乱ですよ。(苦笑)
おっしゃる通り、米国の金融市場の安定の他にも
問題はあります。上海の株高騰は既に落ちていますしね。
他にも香港では、先日全年金を失ったお年寄りが、
インタビューに応じていました。もう世の中何が正しいのか。
という訳で、たんす預金が一番です。(爆)
増えもしませんが、減りません。
ま、泥棒の脅威には、さらされますが。(笑)

あらあら、福岡銀行では、ニュージーのドルは、
取引停止ですか。。。
日本の金融機関は、一気に慎重路線ですね。
恨むのであれば、ブッシュのみならず、前FRB議長の
グリーン・スパンもセットでいかがでしょう?(苦笑)
by sincere (2008-11-06 01:10) 

るり

あらら、既に上海でそんなことになってるなんて知りませんでした(汗)
どうなるんでしょう、これからの中国。
年金負担がすごそう。
ドバイのビル建設計画なんて見てると背筋が寒くなります。

昨日女性向雑誌で「老後に備えて株へ投資を!」という特集をしていて、
これ程今説得力の無い記事もないなと思いながらページを捲っていたら、
最後の方で森永卓○が誰かと会談していて
「これからは金融市場の規模が縮小されて投資は廃れていくでしょう」
みたいなことを言ってたのが笑えました。
記事構成として秀逸すぎです(笑)

わかりました、ブッシュとグリーン・スパンですね、恨んどきます(笑)
by るり (2008-11-06 16:01) 

sincere

本当にそうですねぇ。中国は急激な経済成長の反面、
貧富の差も有り得ない程に開いているようですし、
年金・保険等、これからの課題でしょうね。
その雑誌、きっと前半の記事自体は、早い段階で
書かれていたのかしらね?!(苦笑)今、米国では、
この情勢で自己破産をした人達が、貯金の仕方を
教わるために、教会などで開かれている講座に
足を運んでいるようですよ。「老後のために株」
なんて、恐ろしくて口が裂けても私は言えません。(苦笑)
by sincere (2008-11-09 02:29) 

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